W610Q100_29


夜泣きは一般に生後3か月くらいから始まり、1歳前後ぐらいまでで収まるといわれています。

今回は月齢に合わせた夜泣き対策についてまとめてみました。パパやママの夜泣き対策のご参考になさってみてください。

■新生児期の赤ちゃんの夜中に泣くことへの対策は?

新生児期の赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がついていませんし、一日の大半を眠って過ごします。2~3時間ごとの授乳が必要にもなりますので、夜泣きというよりも、「おなかがすいた」と泣いているのかもしれません。

赤ちゃんが泣いたら、おむつを見てあげましょう。必要であればおむつを替えて、その後授乳します。そのまま眠ってしまう場合もありますが、授乳しておなかがいっぱいになったはずなのに泣いてしまう場合は、寒かったり暑かったりが気に入らない可能性もあります。

■生後1~2か月での夜泣きの対策は?

生後2か月未満の赤ちゃんは、昼夜の区別がようやくわかってきたかな?程度の感覚です。そのためお昼だろうと夜だろうと関係なく起きていたり泣いたりもしますので、パパやママはこの時期の赤ちゃんはそういうものだと認識して付き合ってあげることが大切です。

新生児期の赤ちゃんと同様にまずは、おむつのチェックをし、おなかがすいていないか、気温は大丈夫か、洋服なども問題ないかなどを確認してあげましょう。

■生後3か月~6か月くらいから夜泣きがはじまります

生後3か月くらいになると昼夜の区別がつくようになるといわれています。このころの赤ちゃんは、朝起きて夜眠るという生活サイクルに何とか体を合わせようと必死なのです。

体内時計も徐々に整ってはきますが、まだまだ狂いがち。上手に適応できないと夜泣きに繋がるともいわれていますので、できるだけ、同じ時間に起きて同じ時間に寝かしつけるというように、毎日同じ生活サイクルで過ごすようにしましょう。

■生後7~9か月は夜泣きのピークといわれてます

生後7か月くらいになると、生活のリズムも大分整うようになってきて、赤ちゃん自身が夜は眠るものだと認識ができるようになってきます。

このころ、脳も大きく発達し自我が芽生えてきたり様々な主張をするようになってくるのですが、この成長の過程でも夜泣きが起きてしまうともいわれているのです。

そのため、このころの赤ちゃんの夜泣きは成長の過程の一つなのだとおおらかな気持ちで受け止めてあげることが重要になってきます。夜泣きをされるとパパやママもゆっくり眠れないのでイライラしてしまいますが、夜泣きは病気ではないのでいつかおさまります。

一度はっきりを目を覚ましてあげるなどすると泣き止みますのでぜひ試してみてください。

■生後10か月~1歳は理由なく泣いている場合も多い?

夜泣きははっきりと原因が解明されていませんが、理由なく泣いている場合も多いのではないかともいわれています。特に、生後10か月以降の赤ちゃんが夜泣きをするのはこのような場合が多いのではないかということです。

また、日中の活動の刺激が睡眠時、脳で整理をするときに強烈な印象となって泣いてしまうことに繋がるのではとも考えられています。

このころになると、夜泣きをしても自発的に収まる場合もありますので、夜泣きをしたからと言ってすぐに授乳をしたり、抱っこをしたりせずに、5分程度様子を見てみるというのも大切です。

泣いているのを見守るのはなかなか心苦しいですし、近所の迷惑では…と焦ってしまうかもしれませんが、成長の過程ととらえ、優しく見守ってあげてください。