赤ちゃんが泣いていると、ご自分の親御さんや、先輩パパママたちに「寝グズリかな?」といわれたことはありませんか?
この「寝グズリ」言葉は聞いたことがあって、なんとなく「寝ずに泣いている状況」ということは分かっているけれど、どういった状態のことを指すのかよく分かっていない…なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの「寝グズリ」ということについてご説明していきますね。
■赤ちゃんが眠りたいというサインです
「寝グズリ」はその名の通り、赤ちゃんが眠くてグズグズしている状態のことをいいます。つまり、泣いているから眠らないのではなく、眠たいから泣いているのです。
大人であれば、自分が眠いなと感じたら自分の判断で眠りにつくことができますよね。赤ちゃんは実はこの作業がとっても苦手なんです。月齢が低ければ低い程、この眠るという作業が苦手な子が多いですが、幼稚園に入るくらいになっても眠るのが苦手でぐずぐずと泣いている子もいます。
また、新生児のときはいつもうつらうつらしてすぐ眠ってくれたのに、6か月くらいになって急に寝るときにぎゃんぎゃん泣き出す子や、寝グズリもせずはじめからずっと上手に眠る子もいます。
赤ちゃんによってそれぞれですので、パパやママは赤ちゃんがどんな様子か、眠るのが上手な子なのか苦手な子なのかをよく見てあげてくださいね。
寝グズリは赤ちゃんが大人に「眠りたい」というサインを送っているということです。「眠りたいのに、うまく眠れないんだよ」と訴えているので、パパやママは眠るお手伝いをしてあげるという感覚で接してあげるとよいでしょう。
■夜泣きとはちがいます
よく、寝グズリと夜泣きをごっちゃに考えていらっしゃる方もいますが、寝グズリと夜泣きは全く違います。
寝グズリは眠りたいときにうまく寝付けずぐずぐずとなる事ですが、夜泣きは、いったん眠りに入った後におこります。いったん完全に眠ったのに、突然半分眠って半分おきているような状態になり泣き叫んだりグズグズと言っている状態のことなのです。
■根本的な原因は解明されていません
眠りたいのに上手に眠れずぐずぐずしている状況と説明しましたが、その根本的な原因はまだ解明されてはいません。
赤ちゃんが自我をもってきた証だという説もありますし、パパやママに甘えたいという感情が引き起こしているともいわれています。また、眠りたい以上に不快な何か(おなかがすいたや暑い寒いなど)があるのではないかと考えている方もいます。
もちろん、それらのことを考えて出来るかぎり解消してあげたいですが、おなかもいっぱい、室温も適温、お洋服も適切でも寝グズリをする子もいますので、あまり思いつめないようにしましょう。
■パパやママがおおらかな気持ちで接してあげて!
夜にぎゃんぎゃん泣かれると、あやしている方もイラッとすることがあるかもしれません。それも仕方のないことではありますが、寝グズリはある程度仕方のないことと割り切って考えることをオススメします。
もし、あなたが不眠症になって、眠たいのに、眠れない…や、眠たいのに眠ってはいけない…なんていう状況になってしまったらどうですか?にこにことしていられますか?
寝グズリの赤ちゃんはまさにその状況と思っておきましょう。眠りたいのに眠れなくて辛いのは赤ちゃんです。それに合わせてパパもママもイライラしてしまっては余計に赤ちゃんも眠りにくくなってしまいます。
パパママが穏やかな空間を作ってあげることも寝グズリの解消に役に立つといわれていますよ。
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