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母乳で育ててますか?人工乳(ミルク)で育てていますか?混合ですか?

もし母乳や混合で育てているといった方の中で、添い乳をしたことがないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

■添い乳って大丈夫なの?

育児の情報が様々あふれている現代ですが、添い乳に関しても賛否両論あるのが実態です。育児の方法はそれぞれにメリットとデメリットがあり、このデメリットの部分が大きく出てしまった人や研究などではその行動は否定されています。

添い乳が大丈夫かどうかですが、添い乳することには全く問題はありません。ただし、行うタイミングや姿勢など注意点が様々ありますし、そこにはメリットもデメリットもあるのでご自分の判断でされてみてくださいね。

■添い乳の方法とは?

添い乳のやり方ですが、新生児期の赤ちゃんや頸が座る前の赤ちゃんは、なかなか怖いものがあるかもしれません。クッションやまくらなどを使い、赤ちゃんの頭がずれたり揺れたりしないように、工夫する必要があるでしょう。

まず、赤ちゃんを横向きに寝かせてあげます。この時首が座る前の赤ちゃんは、頸がぐにゃんとならないように支えを置いてあげる良いです。赤ちゃんに向かい合うようにママも横になり、下の鵜でのひじを曲げ、手のひらの上に頭を置いてください。

次に飲ませる方のおっぱいを赤ちゃんの口元に持っていきましょう。この時できるだけ赤ちゃんの背中や首などを支えるようにしてください。顔のみ横に向けるのではなく、体全体が向き合うようにしましょう。

赤ちゃんは自由に動けませんので、ママが赤ちゃんが飲みやすいように動いてあげることがポイントです。

■添い乳のメリット

赤ちゃんはママの匂いを敏感に察知し、ママや母乳の匂いに安心感を覚えるといいます。また、体温がすぐそばで感じられますので、安心感が増すのでしょう。赤ちゃんは多くをレム睡眠で過ごしますが、ママのそばで安心して眠ると怖い夢を見にくいのではないかという人もいるぐらいです。

添い乳は入眠儀式としては絶大な効果があるというのもよくいわれています。

また、疲れているママにとっては休息の時間にもなります。ずっと抱っこできつい…すこしでも横になりたい…なんて願うママも少なくないですよね。添い乳をすると赤ちゃんは既に横になっていますので、そのまま眠ってくれればいいですし、眠ってくれないとしても、ママも横になって少しでも休むことができます。

ママも赤ちゃんも楽が出来るという点で、添い乳は効果的な方法といえますね。

■添い乳のデメリットは?

添い乳のデメリットとして多く挙げられるのが、「添い乳以外で眠らなくなる」という声です。確かに、添い乳は絶大な効果がありますし、寝ながらおっぱいが飲めるので赤ちゃんにとっては理想の環境といえるかもしれません。

この環境に慣れてしまうと、他の寝かしつけ方法では寝てくれなくなるという体験談も多く上がっています。

また、乳歯が生えてくるころになると添い乳のまま寝てしまうと歯磨きがままならず虫歯になり易いのではないかという意見も多くあるのです。虫歯は乳歯だからいいやではなく永久歯にも影響しますので、出来るだけ避けたいですよね。普段のオーラルケアが大切になってきます。

そして、月齢が低い赤ちゃんの場合は、窒息の可能性も否定できません。添い乳をしながらママが寝てしまった場合、ママの胸で赤ちゃんの鼻や口を覆ってしまい、赤ちゃんが息が出来なくなってしまうという危険です。

横になって休むにしても、出来るだけママは赤ちゃんが寝るまでは寝ないようにしましょう。