W610Q75_13

赤ちゃんの寝かしつけ…というと、絵本で寝かしつけをイメージされる方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には、月齢が低い赤ちゃんに絵本を読んでも意味が分からないし…だっこじゃないと眠ってくれないから絵本なんて今は必要ない!とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

絵本での寝かしつけって一体いつから始めたらいいのでしょうか?

今回は、この絵本を使った寝かしつけについて調べてみました。絵本での寝かしつけには様々な効果が隠れているようです。

■絵本を読み聞かせることで得られる様々な効果

絵本って知育にいいっていうイメージがあるけど、実際どんな効果が期待できるのかご存知の方は多くないかもしれません。

絵本の効果は大きく3つあるといわれています。

①学ぶことへの知能や興味が育つ
絵本の読み聞かせを聞いている赤ちゃんの脳は様々な動きをしています。そして、幼いころから本に触れることによって、本に対する興味が育ちます。本が当たり前にある生活は今後の学習生活においての習慣にも大きく役に立つと予想されているのです。

②読解力が高まる
幼い赤ちゃんには、パパやママが読み聞かせている本の内容はわかりません。それでも、本の絵をみたり、パパやママの表現の違いを敏感に感じたりして、成長していくのです。多くの言葉を投げかけられた子とそうでない子の語衆に差があるということもいわれています。

③感情が豊かになる
何を話しているかはわからないまでも、パパやママが感情をこめて読むことで、今は楽しい場面なんだな、悲しい場面なんだなと感じ取ることができます。読み聞かせを聞いている間の脳は喜怒哀楽が活発に動いているともいわれているのです。豊かな表情や情動へとつながっていくでしょう。

■読み聞かせはいつから始めるのがイイの?

絵本の読み聞かせをするのはいつから始めても構わないそうです。先ほど説明した通り、言葉の意味は分からなくても、赤ちゃんは読み聞かせから多くのものを学び成長していきます。

絵本を通じてのコミュニケーションは普段なかなか育児に関われないパパであったとしても簡単に行えます。また、ママの声も安心感を与えますが、パパの少し低い声はより赤ちゃんに安心感を与えるということもいわれているのです。

ママが絵本を読んでいても寝ないのに、パパが読むと寝ちゃうなんていう子も多いようですよ。

絵本の読み聞かせに早いという時期はないそうです。今日からでも初めて新たな入眠儀式の習慣にしてみるのもよいかもしれませんね。

■読み聞かせの時の姿勢は?

読み聞かせに決まった姿勢はありません。一緒に世古になって読んでもいいですし、赤ちゃんがまだ小さいうちは、膝に抱っこして読むのもよいでしょう。

絵本を読んでいる最中に寝てしまうこともありますが、大切なのは、「絵本を読んだら寝る時間」というのを赤ちゃんに覚えてもらうことです。

絵本を読み終わったら、「おやすみ」と言って電気を消してみてください。赤ちゃん自身が「絵本=寝る時間」と結びつけるようになったら、絵本での寝かしつけも成功といえるでしょう。