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赤ちゃんの泣く動作というのは赤ちゃんごとによって大きく異なっています。特に生後間もなくから6か月くらいまでは顕著です。

毎日毎日いつもいつも泣いている赤ちゃんもいれば、あまり泣かずに過ごしている赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが絶えず泣いていると辛いですよね。抱っこしていれば泣かないのに、少しでも寝かせたりするとぎゃんぎゃん泣き出してしまったり、少しでも姿が見えなくなるとワーワー泣いたり…。その泣き声を聞くのはつらく、また、周りの目も気になるものです。

特に集合住宅にお住いの場合は近隣の方に泣き声が聞こえ不快な思いをさせていないかなど気を使うことがたくさんあります。ママなどの掲示板をみると、赤ちゃんの泣き声がうるさいと怒鳴り込まれたり、児童虐待だ!と勘違いされ通報されたり…なんていう事態も往々にして起こっているようです。

パパやママも赤ちゃんを泣かせたくて泣かせているわけではないし、焦ってしまったりしますよね。寝かしつけたいのに泣き止まなくてぎゃんぎゃん泣いていてもうウンザリなんていう毎晩を過ごしている方も少なくないかもしれません。

こんな風に泣いている赤ちゃんを寝かしつけたりできるのでしょうか?

■寝かしつける事と泣き止ませる事を別と考えましょう

ぎゃんぎゃん泣きながら急にコテっと眠る赤ちゃんがいないわけではありません。これは、泣き疲れたから寝たんだともいわれますし、泣きたい気分だったのを十分泣いて満足したから寝たんだともいわれることもあります。

でも、できるだけ早く泣き止ませて寝かしつけたいですよね。

ここは、いったん寝かしつけることは忘れて、まずは赤ちゃんに泣きやんでもらうことを考えてみましょう。気を付けたいのは、パパやママの心の持ちようです。ぎゃんぎゃん泣いていると焦ってしまい、「早く泣き止んで!」と思ってしまうでしょうが、こちらが焦れば焦るほど、その思いを赤ちゃんは感じ泣き止まなくなってしまいます。

できるだけ穏やかな気持ちで赤ちゃんに接してあげましょう。

■赤ちゃんにも気分転換をさせてあげよう

ずっと泣いている赤ちゃんは、初めは何らかの理由があって泣いていたのに、だんだんと惰性で泣いているという場合もよくあります。そのため、いったん環境を変えてあげるとふっと泣き止むことがあります。

例えば、思い切っていったん外に出て外の空気に触れさせてみるなんていうのもオススメです。

もちろん、深夜に泣いていて、外に出すと声が響いて…なんていうこともありますので、一概には言えませんが、寝かしつけている部屋から出て、玄関を少し開けて隙間から空気に触れさせてあげたり、ベランダに出て見たり、窓を開けてみるだけでも良いでしょう。

暗い場合は足元には十分注意してくださいね。

また、どうしても外に出られないという場合は、冷蔵庫を開けて中を見せてあげたり、鏡の前に立ったりするのもオススメです。

ふっと気分が変わると赤ちゃんは泣き止むこともありますので、やってみてください。

■再び寝かしつける部屋に戻ったら…

もし再び寝かしつける部屋に戻ってまた泣いてしまう場合は、その部屋の環境の何かが不快なのかもしれません。部屋の温度や明るさなどを調整してみてください。

泣いたままの赤ちゃんを寝かしつけるより、いったん泣き止ませてから寝かしつけた方が確実にラクですので、まずは泣き止ませてあげるということを最優先にしてあげてくださいね。